「はりとお灸 ももの葉治療院」の伊東玲奈と申します。
地元の宿河原はかつて桃の栽培が盛んな土地だったそうです。私の祖父も桃農家をしていました。
桃の果実はとっても美味しいですが、葉っぱにも実は薬効があり、そのエキスには抗炎症作用や美肌を助ける成分が入っているとのこと。
そんな葉っぱのように、地味だけれども、“縁の下の力持ち”的な治療を目指したくてももの葉治療院と名付けました。
どうぞよろしくお願い致します!
◇◇治療院の看板です◇◇
長年通っている書道の先生に書いていただきました!
母が原因不明の湿疹に悩んでいた時期があり、新建材を使わない、無垢の木材を使った家を選びました。
治療室の壁は珪藻土が使われています。珪藻土は調湿効果に優れ、空気を
清浄に保つ働きがあるそうです。
リラックスできる空間を心がけています。
当治療院の鍼灸治療は「長野式」という方法で行います。
例えば、首の痛みを足のツボで治療したりします。
「痛いところ」とは別の場所で治療するので、患者さんは「え?そこは痛いところと違います」とおっしゃる時もありますが、痛みがとれると「そんなところがつながっているんですね!」と驚かれることもあります。
長野式は痛みの原因を根本から探り、治す力を底上げして体を整えてくれる、「カラダに優しい治療法」だと思います。
私は体にとって一番大切なのは普段の養生ではないかと思っています。
もちろん、体が辛いときや健康を保つ治療の役割もとても大きいですが、自分の体を一番いたわることができるのはやはり自分ではないでしょうか。
ところが現代のように多忙な毎日を送る私たちにとっては、「疲れたから早めに寝ましょうよ」「胃の調子が悪いので少食にしてください~」といった体からの声に耳を傾ける時間もなかなか取れません。
長野式の治療では、例えば「甘いものを食べ過ぎ」たことが背中の痛みとして出たり、小さい頃にできた足の傷が現在の腰痛と関係があったりといった「体のつながり」を感じることができます。
自分の体に意識を向けることが、養生の始まりだと思います。治療を通じてみなさんの体の声を届けるお手伝いをしていきたいと思います。自分の体を大切に思えるきっかけとなれたら嬉しいです!